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2011年01月18日

10月20日午前外来

「すこやかな住用地域づくり。
不安を少しでも減らしたい。」

をモットーに無医村にやってきた。6年前の事だ。
この日もいつもと同じように雨の中来て下さった
患者さん達。診察開始前いつもの顔ぶれであった。
知らない顔はいない。妻と職員が患者対応してくれる。
8時40分、朝礼。
時間外受診や気になる患者さんの報告。それに
「今日は昼休みに勉強会。弁当名瀬からはこんでもらいます。」
「大事なものは机やベッドの上に濡れない様にしときましょう」
(危機感ゼロに近いでした。少なくとも私は)
いつものように診察スタート。
私はどんな病気の方でも診ます。
点滴の方からスタートして、腰痛、膝痛、血圧、ぜんそく
小児のかぜも当日3人みていた。

診察スタートして1時間。雨足はさほど強く感じなかった。
朝の警報メールの意味はわからなかった。
20cmほど道路が冠水した。
(診療所は川の近くで集落で一番低い所にあった。それぐらい今までも冠水する事はあった。20年前の台風の大雨のとき大潮と重なり1mほど
浸水した跡が診療所の壁や医師官舎の壁に残っていた。)

運転手で慣れた人は車を止めない。少し高い歩道を走らせる。
車が通ったあと波立った水が何か暗示していた。
ネズミは避難していたのかも

診療所の玄関先で会計も終わった患者夫婦が
冠水のため帰れなくなったと不安そうにたたずんでいる。
妻がすぐ近くの役場に電話で
「玄関先まで水があがってきてます。土嚢持って来てもらえないですか」
まだ危機感無かった。雨はやみそうもなかった。
駆けつけた役場の方も少しいつもと様子が違っていた。
私には根拠ない勘違いがあった。
20年前より河川工事してるだろうし浸水水位は低いはず

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ボートに乗ってよってみ亭へ
わだつみ苑の周辺で
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Posted by 奄美3340 at 01:27│Comments(2)豪雨災害
この記事へのコメント
お久しぶりです

診療所にゎ波香が保育所時代にお世話になりました


水害大変でしたね

我が家も思わぬ災害にあい人の暖かさに感謝の日々です

ブログ読ませていただいてます
Posted by あねご at 2011年01月18日 03:22
あねごさん こんばんは

波香ちゃんおおきくなったでしょうね。

おねえちゃんもいましたよね

ブログかけるときに書こうと思います。

私だけにしかかけないことがあるので

ぜひ書くようにと、いわれていたので
Posted by 奄美3340 at 2011年01月18日 23:14
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10月20日午前外来
    コメント(2)